当センターでは、ひきこもり当事者や、そのご家族のお悩みについて相談をお受けしています。
「どうすればよいかわからない」
「仕事ができるのかわからない」
「社会と繋がりを持つ方法が分からない」
など、お困りごとをまずはお話ししてみませんか。お話から、お悩みを整理し、必要に応じて他機関とも連携します。
(1) ご本人への支援
「ひきこもりは特別なことではありません。誰かから責められることでもありません。誰にでも、ひきこもらざるをえない理由があるからです。」
東京都ひきこもりサポートネットでは、ひきこもりについて悩んでいる方に向けて、この様なメッセージを送っています。
私たちはまずお気持ちを一緒にお聞きしたいと思っています。悩みを整理しなくても、思っていることを話すだけでもいいです。「何を言われるんだろうか」など不安はあると思います。その人それぞれ状況や思いは違いますが、私たちはそれを否定せず、受け止めたいです。指導することもありません。ただお話を聞いて、一緒にできることを考えたいです。
「面談の時間に起きられなかった」それでもかまいません。キャンセルがあっても大丈夫です。1人で抱えず、まずは話してみませんか。
また、今すぐに働くことは難しいけど、「働くために生活リズムを整えたい」、「少しずつ社会との関わりを増やしていきたい」等のご相談に対し、無理なく生活リズムを整えるご提案をしたり、お試しの就労体験など状況に合わせてできることを一緒に考えたりしています(就労準備支援事業)(※就労準備支援事業とは)。電話でもメールでも構いません。お問合せください。
(2)ご家族への支援
誰に相談したらよいか分からず、お悩みを抱えていらっしゃいませんか。
当センターでは、本人を支えるご家族のお気持ちが少しでも軽くなることも重要と考え、「本人とどのように接したらよいか分からない」等、ご本人をサポートしているご家族の思いを大切にし、お話をお聞きします。ご兄弟のご相談もお受けしております。お気軽に下記までお問い合わせください。
また、平成31年4月から、小平市や近隣市にお住まいのひきこもりや不登校の子をもつご家族やご本人を対象とした地域家族会を開催しています。参加者がお互いの思いを分かち合い、ありのままの自分を受け止めてくれるような居場所づくりを目指し、支援を行っています。
令和4年9月に「ともの会」という愛称も決まり、一人でも多くのご家族にご参加していただけるようご案内いたします。詳細は別添のチラシをご参照ください。
※なお、対象者以外の方のご見学は必ず事前にお問合せください。
参加者の声
「自分と同じように悩む人に会を知ってもらいたい。一人でも多くの方に参加してほしい。」
「親の価値観で子どもを見ていた。考え直すいい機会になった。」
「自分ひとりで悩んでいたけど、気持ちを話せ、共感してもらえた。」
「お子さんが学生の年代から40代以上の年代まで、幅広い年齢の方が参加しています。」
令和6年度ともの会チラシデータ
参考 東京都ひきこもりサポートネット 東京都ひきこもりサポートネット (hikikomori-tokyo.jp)
問合せ:小平市社会福祉協議会 こだいら生活相談支援センター(月~金 午前9時~午後5時)
電話: 042-349-0151
E-mail:vc7@syakaifukushi.
kodaira.tokyo.jp